ステークホルダマネジメントの攻略ポイント
応用情報技術者試験・プロジェクトマネージャ試験で出題された「ステークホルダ」分野の過去問 6問と、当サイトが独自にまとめた攻略の要点です。
この分野で問われること
プロジェクトに影響を与える/受ける人や組織を特定し、期待を分析して関与を適切に管理する対象群です。「関心度」と「影響力」による分類が出題の中心です。
攻略の要点
- 権力/関心度グリッド(パワー・インタレストグリッド)では、権力が高く関心も高いステークホルダを「密接に管理」、権力は高いが関心が低い相手は「満足させておく」、関心が高く権力が低い相手は「情報を提供し続ける」、いずれも低い相手は「監視する」。この4象限と対応がそのまま問われる。
- ステークホルダ登録簿には識別情報・評価情報(期待・影響度)・分類を記録する。プロジェクト初期にできるだけ早く特定することが重要で、後から現れたステークホルダの反対は手戻りの主因になる。
- 関与度は、不認識・抵抗・中立・支持・指導の5段階で現状と望ましい状態を評価し、ギャップを埋める働きかけを計画する。
- 利害が対立するステークホルダ間の調整では、プロジェクト目標に照らして優先順位を明確にし、合意形成のプロセス自体を設計する。
- ステークホルダは顧客や利用部門だけでなく、規制当局・協力会社・運用部門・エンドユーザなど、影響を受ける側も含む点に注意。
選択肢の典型的なひっかけ
- 権力/関心度グリッドで「権力が高く関心が低い」相手を放置してよいとする選択肢。
- ステークホルダの特定を計画の後半で行うとする手順。
- 反対しているステークホルダを意思決定から外すことを最適解とする記述。
前提となる用語
ステークホルダ特定ステークホルダ登録簿権力/関心度グリッド関与度評価マトリックス期待マネジメント合意形成エスカレーションプロジェクトスポンサ
「ステークホルダ」の過去問(6問中6問を表示)
- 令和5年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問4JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば,プロジェクトマネージャがステークホルダの貢献…
- 令和3年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問1あるプロジェクトのステークホルダとして,プロジェクトスポンサ,プロジェクトマネージャ,プロジェクトマネジメントオフィス及…
- 令和元年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問7PMBOK ガイド 第 6 版によれば,“ステークホルダー・エンゲージメントのマネジメント”で行う活動はどれか。
- 平成26年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問5PMBOK での定義におけるプロジェクトとステークホルダの関係のうち,適切なものはどれか。
- 平成25年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問1プロジェクトに関わるステークホルダの説明のうち,適切なものはどれか。
- 平成24年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問2PMBOK での定義におけるプロジェクトとステークホルダの関係のうち,適切なものはどれか。