令和2年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問7
あるプロジェクトの作業が図のとおり計画されているとき,最短日数で終了するためには,作業Hはプロジェクトの開始から遅くとも何日経過した後に開始しなければならないか。

- ア 12
- イ 14
- ウ 18
- エ 21
解答・解説を見る
正解:エ
AI解説
作業Hの最遅開始時点を求める問題である。アローダイアグラムを前進計算して全体の最短完了日数(クリティカルパスの長さ)を求め、そこから後退計算でHの最遅開始時刻=全体最短日数−(Hの所要日数+H以降の後続経路の最長日数)を求める。本問の図で計算すると、全体を最短日数で終えるためにはHはプロジェクト開始から遅くとも21日経過後には開始しなければならず、エが正解である。 ア: 12日は先行作業の一部の経路しか考慮しない場合などに得られる値であり、Hの最遅開始時点ではない。 イ: 14日はHの最早開始時点(先行作業がすべて最短で完了する時点)に相当する値であり、設問が問う「遅くとも」の最遅開始時点ではない。 ウ: 18日は経路の一部の日数を数え落とした場合などに得られる中間的な値であり、正しい最遅開始時点ではない。 エ: 正しい。後退計算によるHの最遅開始時刻は開始から21日後であり、これより遅れると全体の完了が最短日数を超えてしまう。 💡 「遅くとも何日後に開始」は最遅開始時刻(後退計算)、「早ければ何日後に開始できる」は最早開始時刻(前進計算)を問うている。設問の言い回しからどちらの計算かをまず見極めるのがこの種の問題の鉄則である。
出典:令和2年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問7 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。