平成30年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問68

分野:経営戦略マネジメント|実際に出題されたIPA過去問題

バリューチェーンによる分類はどれか。

  1.  競争要因を,新規参入の脅威,サプライヤの交渉力,買い手の交渉力,代替商品の脅威,競合企業という五つのカテゴリに分類する。
  2.  業務を,購買物流,製造,出荷物流,販売・マーケティング,サービスという五つの主活動と,人事・労務管理などの四つの支援活動に分類する。
  3.  事業の成長戦略を,製品(既存・新規)と市場(既存・新規)の2軸を用いて,市場浸透,市場開発,製品開発,多角化という4象限のマトリックスに分類する。
  4.  製品を,市場の魅力度と自社の強みの2軸を用いて,花形,金のなる木,問題児,負け犬という4象限のマトリックスに分類する。
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正解:イ

AI解説

IPA公式解答例による正解は「イ」。バリューチェーン(価値連鎖)はポーターが提唱した分析手法で、企業の活動を、購買物流・製造・出荷物流・販売マーケティング・サービスの5つの主活動と、全般管理・人事労務管理・技術開発・調達の4つの支援活動に分類し、どの活動が付加価値を生んでいるかを分析する。 ア: 誤り。新規参入の脅威・売り手と買い手の交渉力・代替品の脅威・既存競合の5つに分類するのはファイブフォース分析(5つの競争要因)である。 イ: 正しい。5つの主活動と4つの支援活動に業務を分類するのがバリューチェーンである。 ウ: 誤り。製品と市場の既存・新規の2軸で市場浸透・市場開発・製品開発・多角化に分類するのはアンゾフの成長マトリクスである。 エ: 誤り。花形・金のなる木・問題児・負け犬の4象限に分類するのはPPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)である。なおPPMの本来の2軸は市場成長率と相対的市場占有率である。 💡 経営戦略のフレームワークは「分類の軸と名称」で識別する。5つの競争要因=ファイブフォース、主活動+支援活動=バリューチェーン、製品×市場=アンゾフ、花形など4象限=PPM。同じポーターのファイブフォースとの混同が定番のひっかけ。

出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問68 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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「経営戦略マネジメント」分野の攻略ポイント

競争戦略・マーケティング・PPM・バランススコアカード・M&Aなど、経営の枠組みを問う分野です。フレームワークの名前と「何を軸に分類する図か」を結びつけて覚えるのが最短ルートです。計算はほとんどありません。

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