令和3年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問77
A社とB社の比較表から分かる,A社の特徴はどれか。

- ア 売上高の増加が大きな利益に結び付きやすい。
- イ 限界利益率が低い。
- ウ 損益分岐点が低い。
- エ 不況時にも,売上高の減少が大きな損失に結び付かず不況抵抗力は強い。
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正解:ア
AI解説
この設問は損益分岐点分析(CVP分析)に基づく。A社は変動費率が低く固定費比率が高い費用構造(限界利益率が高い)をもつと読み取れるため、売上高が増加すると変動費の増加が小さい分、利益が大きく伸びやすい(いわゆる操業度レバレッジが高い)という特徴を持つ。 ア: 正しい。限界利益率が高い費用構造では、売上高の増加分の多くがそのまま利益の増加に結び付きやすい。 イ: 限界利益率が低いというのは、変動費率が高い(固定費比率が低い)費用構造の会社の特徴であり、A社の特徴とは逆である。 ウ: 損益分岐点が低いのは固定費が小さい会社に見られる特徴であり、固定費比率が高いA社の特徴としては当てはまりにくい。 エ: 不況抵抗力が強い(売上減少が大きな損失に直結しにくい)のは、変動費率が高く固定費が小さい会社に見られる特徴であり、固定費比率が高いA社は逆に不況時の減収が損失に直結しやすい(不況抵抗力が弱い)。 💡 固定費比率が高い会社は「好況時に強く不況時に弱い」ハイリスク・ハイリターン型、変動費率が高い会社は「損益分岐点が低く不況に強い」ローリスク型、と対比して覚えるとよい。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問77 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。