平成29年度 高度共通 午前I(PM試験) 問23
事業目標達成のためのプログラムマネジメントの考え方として,適切なものはどれか。
- ア 活動全体を複数のプロジェクトの結合体と捉え,複数のプロジェクトの連携,統合,相互作用を通じて価値を高め,組織全体の戦略の実現を図る。
- イ 個々のプロジェクト管理を更に細分化することによって,プロジェクトに必要な技術や確保すべき経営資源の明確化を図る。
- ウ システムの開発に使用するプログラム言語や開発手法を早期に検討することによって,開発リスクを低減し,投資効果の最大化を図る。
- エ リスクを最小化するように支援する専門組織を設けることによって,組織全体のプロジェクトマネジメントの能力と品質の向上を図る。
解答・解説を見る
正解:ア
AI解説
正解はア。プログラムマネジメントは、事業目標の達成に向けて関連する複数のプロジェクトを一つのプログラムとして捉え、個々を別々に管理するのではなく、プロジェクト間の連携・統合・相互作用を通じて全体の価値を高め、組織戦略の実現を図るマネジメントである。 ア: 正解。複数プロジェクトの結合体を調和のとれた形で運営し、組織戦略の実現を図るというプログラムマネジメントの定義そのものである。 イ: プロジェクト管理の細分化は個別プロジェクト内のWBS展開などの話であり、複数プロジェクトを束ねるプログラムマネジメントの考え方ではない。 ウ: プログラム言語や開発手法の早期検討は個別プロジェクトの技術的検討であり、ここでいう「プログラム」(複数プロジェクトの集合体)とは意味が異なる。 エ: 支援専門組織を設けて組織全体のPM能力・品質向上を図るのは、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の説明である。 💡 「プログラム=関連プロジェクトの集合体」であり、ソフトウェアのプログラムとは無関係。個別最適でなく全体最適・戦略実現がキーワード。支援組織と来たらPMOと区別する。
出典:平成29年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問23 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。