平成27年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問57

分野:サービスマネジメント(ITIL・SLA・インシデント/問題管理・サービスデスク・運用・ファシリティ)|実際に出題されたIPA過去問題

ITサービスマネジメントにおける問題管理プロセスにおいて実施することはどれか。

  1.  インシデントの発生後に暫定的にサービスを復旧させ,業務を継続できるようにする。
  2.  インシデントの発生後に未知の根本原因を特定し,恒久的な解決策を策定する。
  3.  インシデントの発生に備えて,復旧のための設計をする。
  4.  インシデントの発生を記録し,関係する部署に状況を連絡する。
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正解:イ

AI解説

正解はイ。問題管理は,インシデント(サービスの計画外の中断や品質低下)の背後にある未知の根本原因を「問題」として特定し,恒久的な解決策や再発防止策を策定するプロセスである。応急処置でサービスを回復させるインシデント管理と,原因を根絶する問題管理という役割分担を押さえることが重要である。 ア: 暫定的にサービスを復旧させて業務を継続させるのは,迅速な回復を最優先するインシデント管理の活動である。 イ: 正しい。根本原因の特定と恒久的解決策の策定が問題管理の実施事項である。 ウ: 障害発生に備えた復旧のための設計は,ITサービス継続性管理や可用性管理の活動である。 エ: インシデントの記録と関係部署への連絡は,インシデント管理(受付・記録・エスカレーション)の活動である。 💡 「インシデント管理=とにかく早く復旧(暫定対応・ワークアラウンド)」「問題管理=根本原因の究明と恒久対策」と対で覚える。“暫定”“迅速な復旧”ならインシデント管理,“根本原因”“恒久”なら問題管理と即断できる。

出典:平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問57 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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