コミュニケーションマネジメントの攻略ポイント
応用情報技術者試験・プロジェクトマネージャ試験で出題された「コミュニケーション」分野の過去問 8問と、当サイトが独自にまとめた攻略の要点です。
この分野で問われること
情報の生成・収集・配布・報告に関する計画と実行を扱います。コミュニケーション経路数の計算は出題されればほぼ確実に取れるサービス問題です。
攻略の要点
- n人のプロジェクトにおけるコミュニケーション経路数=n(n−1)÷2。要員を増やすと経路が急増する(=調整コストが増える)ことを示す計算として問われる。
- コミュニケーションの方式:プッシュ型(メール・報告書。届いた保証はない)、プル型(掲示板・共有フォルダ。受け手が取りに行く)、双方向(会議・面談)。重要かつ調整が必要な内容ほど双方向を選ぶ。
- コミュニケーションマネジメント計画には、誰に・何を・いつ・どの手段で・どの頻度で伝えるかを定義する。ステークホルダの情報ニーズが起点になる。
- 悪い情報ほど早く上げる(バッドニュース・ファースト)ための心理的安全性の確保、および報告の定型化(ステータスレポート)。
- 対面/非対面、同期/非同期の使い分けと、リモートや多拠点プロジェクトでの認識齟齬への対処。
選択肢の典型的なひっかけ
- 経路数の式で n(n−1) までで止めて÷2を忘れるミス。
- 重大な変更の合意をプッシュ型(一斉メール)で済ませてよいとする選択肢。
- コミュニケーション計画をPMの都合で決めるとする記述。基準はステークホルダの情報ニーズ。
前提となる用語
コミュニケーションマネジメント計画コミュニケーション経路数プッシュ型・プル型双方向コミュニケーションステータスレポートキックオフミーティングファシリテーション情報ニーズ
「コミュニケーション」の過去問(8問中8問を表示)
- 令和7年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問11表は,プロジェクトのコミュニケーション計画において作成した「会議体の一覧」である。5W1Hの指針に照らしたときに,不足し…
- 令和7年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問12JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば,プロセス「コミュニケーションの計画」の目的は…
- 令和3年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問14JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば,プロセス“コミュニケーションのマネジメント”…
- 令和2年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問14JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば,プロセス"コミュニケーションの計画"の目的は…
- 令和元年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問14顧客に提出した進捗状況の報告書に対して,顧客から成果物ごとの進捗状況についての問合せが繰り返しあった。今後このような事態…
- 平成24年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問13顧客に対して自社製品のプレゼンテーションを行うことになった。このとき,同業他社における複数の導入成功事例を挙げ,この製品…
- 平成23年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問10あるプレゼンテーションにおいて,次の順序で話を展開した。このような話の展開順序の方法を何というか。 A社では,2年前から…
- 平成21年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問7個々の内容の軽重に注目して,展開順序を決める文章の構成法がある。この構成法に従っているものはどれか。